以下「snake」を「ヘビ」と片仮名で、 「serpent」を「蛇」と漢字で表記する。
古代エジプト神話における邪神。 しばしば太陽を飲み込む大蛇アペプと同一視される。
「aeon」。通常は「永劫」と訳すが、 クロウリーの体系ではある神 (或いはそれが象徴する時代精神) によって支配される時代を表す。 クロウリーによれば、 彼が「法の書」を受け取った1904年に オシリス(に象徴される自己犠牲)のアイオンから ホルス(に象徴される個人尊重)のアイオンに変わった、 とされる。 しかし現代は既にホルスのアイオンの次のマートのアイオン であると主張する一派も存在する。
ケペラ。古代エジプト神話で太陽を運ぶ神様
the Load Adonai
クロウリーの8=3としての魔法名。
・・・と思っていたのだが、A∴A∴の
J. Daniel Guntherの著書、
原文は「the Foundation」。 9番目のセフィラ「イエソド」の別名。
「王冠」原文は「the Crown」。 1番目のセフィラ「ケテル」の別名。 この一節は「生命の木」 の「中央の柱」について語っている。
「Wolf's bane」=「Wolfsbane」。 「狼殺し」とも呼ばれるヤマトリカブトの事。
「dis-ease]。「病=disease」の語源は「気楽=ease」では 「ない=dis(否定の接頭辞)」ということ。
メーソン系結社の団員同士の秘密の挨拶。
ホルスのサイン。
ハーポクラテスのサイン。 上記のホルスのサインと共に、 0=0の位階を表すサインでもある。
原文は「milk of stars」。 勿論「天の川」(milky way)の事を言っているのだが、 「法の書」に星々をヌイト女神の乳とする表現があるので この様に訳出した。
クロウリー本人の事。
「Amrit」サンスクリット語で「不滅」「不老不死」を意味する言葉。
古代エジプトの愛と美の女神
原文は「Magister」。
8=3の位階名である
「Magister Templi」
(神殿の首領)
すなわちクロウリーの事。
・・・と思っていたのだが、
V.V.V.V.V.がクロウリーとは別の
「首領」
だとすれば、頭文字が大文字なので、
ここはV.V.V.V.V.の事である。
(追記:08/09/2011)
「Yama」はサンスクリット語でヨーガにおける「禁戒」。
イチイは西欧に於いては不死・不滅の象徴。
ギリシャ神話の冥界の王。 この節と前の節については ペルセポネとハデスの神話を参照の事。
原文は「He」。 文頭ではないのに大文字で始まる 「He」 は通常神を指す。 また魔術では「生れなき者」を差す場合が多い。
ここも大文字で始まる。
文脈から考えて
V.V.V.V.V.
の聖守護天使たる「Adonai」の自問自答と解釈した。
・・・と思っていたのだが、
V.V.V.V.V.がクロウリーとは別の
「首領」
だとすれば、頭文字が大文字なので、
ここはV.V.V.V.V.からアドナイへの語りかけである。
(追記:08/09/2011)
ホルス神の事。
「Asar」。 エジプト語におけるオシリス神の呼び方。 「オシリス」はギリシャ語読み。
エジプト神話のオシリス神の死と復活の話を参照の事。
クロウリーが大文字が先頭の
「Phallus」
を使う時は単に男性の生殖器を意味するのではなく、
所謂「男性原理」を意味する事に注意。
(まあ
フェミニズム
に**た**
な方々の目には差別用語としか映らないかもしれないけど。
でもStarhawkとかの本を読むとその辺は分かっている様なので、
魔女関係の
フェミニズム
な方々は上記の言葉の対象から除外しておく事にします。)
5=6以上の位階を持つ魔術師の事。 すなわちこれもクロウリーの事。
おそらく、死者の魂を死の国へと運び去る西風の事。 ゲーテの「ファウスト」第2部のファウストと皇帝の問答を参照。
ギリシャ神話の酒の神。
ギリシャ神話の自然の精霊サテュロスの事。 老いた姿の場合にはシレヌスと呼ばれ、 ディオニュソスの養父をしていたとされる。
ギリシャ神話の牧羊神。 (キリスト教が規定した)魔女が崇拝している邪神のモデル。 その創造神的な性格からクロウリーの体系では重要視されている。