瞑想の種類(前半)

さて、 最初の章で 「瞑想とは通常の意識と無意識とのコミュニケーション(の為の訓練)である」 と説明したが、 ここではまず正しいコミュニケーションのあり方について考えてみよう。


「お代官様、 まずはコレをお納め下さい。」
「おお。いつもいつも済まぬのう、越後屋。」(ニヤリ)
「・・・時にお代官様。例の件・・・」
「ふふふ、言われずとも判っておるわ。」
「これはこれは。恐れ入ります。」
「・・・ところで越後屋。 今日は何か特別な趣向があると聞いたが・・・」
「ええ(ニヤリ)。 一昨日お代官様が目に止めたあの娘。 証文をカタにあの村の庄屋をちょいと脅かして・・・ 奥の間に御用意してございます。」
「ぬふふふふふ。 越後屋、 お主もワルよのう。」
「いえいえ、お代官様にはかないません。」
「ぬわっはっはっはっは」
「ははははは」(邪笑)


上記の会話はテレビの時代劇でお馴染みのシチュエーションである。 (会話の内容についての倫理的問題には敢えてこの場では深く追求しない事にしておこう。)
そして、 この日本古来の由緒正しい伝統に従った会話、 まさにコレこそが、 人と人との間に成立する至高のコミュニケーションの一形態であるのだ。

(以下、全面改定の為削除。どうせ誰も読んでいないだろうけど・・・その内ブログに書く予定。)


/ 序論 / フロイトとユングと魔術 / 瞑想の種類(前半)(後半) / ダーラナー / Contentsに戻る /